研究検討会第2回 山崎徳子さん+松本光太郎


■ 2009年10月4日(日曜) 12:00〜17:30
名古屋大学 先端技術共同研究施設(この施設はオートロックです。そのため、参加メールをいただいた際に、入室方法等をお知らせいたします。)

■ 話題提供者1:
山崎徳子(京都大学)
「関与・観察という方法−観られる者の違和感」

障碍のある子どもの保育サークルのボランティア体験を契機に,関係発達を学び直 すこととなりました。現在は関西の自治体の乳幼児健診や,保育園・学校の巡回相談 の仕事もしています。
研究の現場は夏休みなどの長期休みに開く障碍児の学童保育です。お母さんたちと一 緒に運営しながら,「育てる」という枠組みの下での,自閉症のある子どもへの向か い方やまなざしの向け方を考えています。実際は,支援学校高等部1年生のまさきに 「のりちゃん(私)の生きがいは何ですか?」と問われ,あたふたするような日々を 送っていますが…。
今回は,実践の場の関与・観察を研究の俎上に載せる際の方法的態度について,議 論していただきたく思います。

■ 話題提供者2:
松本光太郎(名古屋大学)
「外出からはじめる高齢者心理学」

 修士課程時代から10年ほど高齢者の外出に注目して研究を続けてきました。3年前に博士論文にて一旦まとめましたが、大幅に改稿した上で公刊をめざしたいと考えています。現在改稿を進めている原稿について、いろいろとご意見いただけることを期待しています。

■ 参加費/参加方法
無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。
■ 連絡先
k-matsumoto@esi.nagoya-u.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変えてください。

◆主催:てんむすフィールド研究会

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