研究検討会第3回 今尾真弓さん+山崎徳子さん ■ 2009年12月6日(日)12時00分〜17時30分 ■ 名古屋大学 先端技術共同研究施設(この施設はオートロックです。そのため、参加メールをいただいた際に、入室方法等をお知らせいたします。) ■ 話題提供者1: 今尾真弓(名古屋大学) 「慢性の病気にかかるということ−ある患者の語りを通して」 慢性疾患に罹患された方々へのインタビューを通して、患者さんが、治らない病気を位置づけていくプロセスについての研究を行ってきました。 今回は、インタビューの対象となった方々の中から、ある1人の方のインタビューを取り上げ、その方の心的過程を描き出すことを通して、病気の経験に迫ることを試みたいと思います。何分、初めての試みですので、至らない点が多々あるかと思いますが、ご意見をいただき、有意義な議論をさせていただければと思います。 ■ 話題提供者2: 山崎徳子(京都大学) 「自閉症児の母親はいかに子どもを分かるか」 「自閉症児の母親はいかに子どもを分かるか」のテーマに立ち戻り、発達障碍のある子どもを持つお母さんと私の対話から自閉症児の関係発達と、子どもに向けるまなざしについて考察しました。今回取り上げる研究協力者のさとしは、障碍児学童保育Pに就学前から参加しているいわゆる「軽度」と呼ばれる発達障碍のある子どもさんです。お母さんの心情もぐるぐると揺れ、なかなか着地点が見いだせません。それこそが、「軽度」と呼ばれるゆえの困難であるとも言えるのでしょうが…。このもやもやした感じを共有していただき、一緒に考えて下されば幸いです。 ■ 参加費/参加方法 無料。事前に下記の連絡先にご連絡ください。 ■ 連絡先 k-matsumoto@esi.nagoya-u.ac.jp 松本光太郎宛 @を半角に変えてください。 ◆主催:てんむすフィールド研究会 これまでの開催 第2回 2009年10月4日 第1回 2009年8月2日 |